私は、子供のしつけにコーチングの手法を用いています。コーチングとは、スポーツの世界からビジネスの世界に広がってきている、個人の能力を最大限に引き出す方法のことです。
例えば、子供が悪いことをしても、怒鳴りつけることはしません。むしろ、優しく諭すような感じで、「○○されたらどう思う?」などと、何が悪いのかを自分の言葉で語らせて、反省させます。甘いように思われるかもしれませんし、即効性には欠けるかも知れません。しかし、成長していくにつれて、正しい判断ができる子供になると信じています。
逆に怒鳴ったらどうでしょうか。子供は驚いて、怖いからと、すぐにしなくなるでしょう。でも、何が悪いのかわからずに怖いからとやめているだけだと、怖い人がいなくなれば同じことを繰り返すでしょう。電車の中で「怖いおじちゃんが怒っているからやめようね」と教えても、何の教育効果もないことと同じです。
もちろん、私も、きつく言うときはあります。子供が暴力を振るったときなどです。しかし、これは怖がらせるためではなく、大変なことだと気づかせるためです。
いらいらするからと、自分のストレス発散に子供に怒鳴っていることはないでしょうか。親のストレスは発散されても、子供にストレスがかかっています。ちゃんと愛情を掛けてやらないと、10年以上先に、非行に走られるかもしれません。親の期待にこたえてくれる子供に育って欲しければ、「親のためにもがんばろう」と自然と子供が思うようにしないといけないでしょう。