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保険の見直し

■ 概要

子供が産まれた時、いや産まれることが決まったときには、一家の主の生命保険を見直す必要があります。見直しのタイミングとしては、安定期に入った頃をお勧めします。考えたくない話ではありますが、産まれる前にも一家の主が命を落とす可能性はある一方で、流産により子供を授からなかった場合、増やした保障が無駄になるからです。

保険の見直しについては、別サイト「FPえくすの保険の見直し」に詳しく書いてありますので、こちらもご参照ください。

■ 必要保障額を考える

生命保険の見直しにおいて、まず考えなくてはいけないのは、必要保障額です。必要保障額は、次の式で算出されます。

必要保障額=今後の支出−(今後の収入+金融資産+死亡退職金)

今後の支出としては、生活費、教育費、住居費などが主なものとして上げられ、今後の収入としては、パート等の給与と遺族年金が主なものとなります。「今後」というと、半永久的になりますが、85歳程度を目安にするといいでしょう。

子供が産まれるタイミングでの見直しですから、特に考えなくてはいけないのが教育費です。学校外教育費を含めると、オール公立でも一人あたり1,000万円、オール私立だと2,000万円かかるといわれています。これを基にすると、子供が出来ると決まった時点で最低1,000万円の上積みが必要になります。実際には、教育以外にも費用がかかりますから、さらに上積みが必要です。

そうは言っても、必要保障額の算出は簡単には出来ませんから、生命保険会社などのシミュレーションをお勧めします。

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■ 見なおしの方法

保険の見直しを生保レディー(いわゆる保険のおばちゃん)に相談すると、よく転換を勧められますが、これには注意が必要です。

(1)転換
転換とは、今までの保険を下取りしてもらった上で、新しい保険契約を結ぶ方法です。したがって、これまでの契約内容は一旦リセットされます。例えば、これまでの保険の予定利率が高かった場合でも、新契約ではそれは引き継がれません。このことに加え、新しい契約を結ぶわけですから生保レディーの営業成績になるので、盛んにすすめてくるのです。ですが、これは契約者側のメリットにはつながりません。このように、転換は一般的でありながら、あまりお勧めできないのが実状です。

(2)新規契約
新たに保障が必要になる金額だけを新たに契約する方法です。1,000万円上積みしたいなら、単純に1,000万円の契約をするのです。私は、この方法により保障を増やしました。
このほか、保険会社を切りかえる場合など、今までの契約を解約して、新規契約する方法もあります。

(3)解約
(2)の最後に書いたようなパターンの場合、解約の必要が出てきます。解約に関する注意点としては、(1)でも書いたように、予定利率が高かった時代の終身保険は、高利回りの金融商品とも考えられますから、解約するのはもったいないと言えます。また、新規契約が成立してから解約して下さい。契約できるつもりで解約したら、健康状態その他の理由で新しい契約が出来ない可能性もあります。


(参考)予定利率の推移(一例)

(4)払い済み
これまで払った保険料の解約返戻金を元に、保障額を減額し、今後の保険料の支払いをやめる方法です。この方法だと、高い予定利率の頃に契約した保険も無駄にせずに、見直しをすることが出来ます。

私のおすすめは、終身保険→払い済み、定期保険→新規契約&解約 です。定期保険の新規契約にあたっては、一括見積もりサイトが大変便利です。

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■ その他

ご主人だけでなく、奥様の保険も見直す必要があります。というのも、奥様が倒れた場合、ベビーシッター代などの金銭的リスクが発生するからです。